寒くなりましたね。こないだまで蝉が鳴いてたような気がしましたが。
秋らしい秋はいずこへ…
先日twitterで「創造性のダークサイド」なんて話題がありまして。
作り続けるには不幸であれ。みたいな事らしい。
作るという行為自体は個人的には幸福に繋がってると思ってます。でもそこには作りたいという衝動がないと繋がらない。
ではその衝動は何処から来るか。
恐らく欲なのだと思います。
所謂「衝動買い」なんてのは物欲が爆発的に湧きあがる事だし、時々急に○○が食べたくなるなんてのも一種の衝動だし、つまり一挙手一投足が全て欲によって人は動いているのだろうと思うのです。
「人の煩悩一〇八つ」なんて言ったりするくらいだし。
ではでは欲とは何ぞやと。
私は欲の起源こそが不幸だと思うのです。
何かと比べて足りない事や劣っている事を補いたいと思う心が欲望なんて呼ばれてるんだと思います。
みんな幸せになる為にあれこれ欲しがっているんですよねきっと。
んでこれの何処に創造性があるかという話。勿論作って売れれば懐は暖かくなるのですが。
物を作っている人々は、自分なりに色々考えながら何かを作っているものです。新しい構造だったり、面白いデザインだったり、可愛い見た目だったり云々。考えずに作るなんてことは恐らく出来ないもの。
考えることで自分らしい物作りが出来るんだと思います。
この考えるという行為、不幸な時の方が深い所まで突き詰められると思うのです。
不幸だと思う時、どうして自分は不幸なのか、不幸の原因は何だろうかと根本を探り解決しようとするが、幸福と思う時はそのまま、考える事無くそこにある幸福を享受する。
深く考えるという点において、不幸な時の方が物作りに向いていると言えるのではないでしょうか。
ネガティブな思想からインスピレーションを受けてデザインが浮かぶという人も少なからずいます。僕も時々ありますし。
恐らく人それぞれで作る理由は違えど、自分の不幸を補うために考え、作っているんだろうと思います。
私の場合は何でしょうね。理由もなく作っていたように思っていましたがきっと何かしらの衝動はあるんでしょうね。考えた事が無いだけで。
もしかするとその衝動に幸せを感じているから深く考えないのかもしれない。
ん、矛盾してないか?自分。
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